『付き合う人を変える』

経営コンサルタントの大前研一さんは、こう語っています。

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人間が変わる方法は3つしかない。

1つは時間配分を変える。
2番目は住む場所を変える。
3番目は付き合う人を変える。

この3つの要素でしか人間は変わらない。


もっとも無意味なのは、「決意を新たにする」ことだ。
かつて決意して何か変わっただろうか。
行動を具体的に変えない限り、決意だけでは何も変わらない。
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分っちゃいるんですけどね…
(という声が聞こえてきそう…笑)

 

私は最近の体験から、3番目の<付き合う人を変える>は、
かなり効果的だな…と、強い確信になってきています。

 

<自分がこうなりたい、ああなりたい>と思ったら、
まずは、<もう既にその理想的な状態を手にしている人、成し遂げている人たち>に逢うこと、同じ空気を吸うこと、できれば、その人たちのコミュニティの輪の中に混ぜてもらうこと。これが一番の近道かな、と強く思っています。

 

もし、書籍を書こうと思うならば、

書籍を何冊も書いている人、何百万部も売れている人に逢うといい。


もし、仕事力をあげたいならば、

NO1の実績をあげている人を師匠としてカバン持ちをすればいい。


もし、健康的な身体を手にしたいならば、健康的な彼らと一緒に生活をすればいい。笑

 

もし、経営者として自分の会社を成長させたいならば、

修羅場をくぐった経営者に手紙を書いて逢いに行けばいい。

 

すると、きっと思うはずです。
彼らと自分とで<使う言葉>が違うこと。
彼らと自分とで<思考回路>が違うこと。
そして、彼らと自分とで<取る態度>が違うこと。

 

なんであんなにもポジティブな言葉が多いのか?
いつもなんで未来についての話が多いのか?
問題をみるとワクワクしている。まるで課題ハンターのように!?
笑いが絶えず、制限かけず、早いうちから「で、どうする?」っだし!!

他人を避難したり、批判することで自分の存在を証明するのではなく、
なにかを成し遂げることで、結果的に存在価値がついている…。

 

彼らと触れ合うと、最初は目眩がするはずです。

彼らの使っている言葉も、思考回路も、態度も、
普段の自分とも違うし、普段付き合っているこれまでの仲間とも違うので
多少、居心地が悪い。…いや、かなりワルイ!!笑

 

でも、そこは自分のコンフォートゾーン(安全地帯)から抜け出るためのいわゆる儀式。
しばらく我慢して、何回かその刺激を我慢していると、脳の中にもシナプスがつくられ、
それが、あらたなコンフォートゾーン(安全地帯)になりますので。

 

どんな振る舞いをしたらいいのか。
どういう行動パターンをとればいいのか。
どういう思考でいたらいいのか、が身体に染みつくまでつきあるべきです。

 

ここで注意が必要なのは、人は易き道に流されやすいということ。
居心地が悪い所よりも、居心地がいい所のほうがいいわけで…。
ともすれば自分の居心地のいいグループに戻ってしまったり、居座ってしまいがちなこと。

 

しかし、そこは安全地帯ですので、居心地はいいのですが、あなたにとっての成長は見込めません。
あなたが居心地がよくなったということは、そろそろ次の成長の場を探すときなのかもしれません。

ある筋肉を鍛えたいときには、そこにある程度の負荷をかけないといけないわけで、
余裕がでできたということは、次のレベルの負荷を必要としているのです。

 

あ、もちろん、いま付き合っている仲間と縁を切れというわけではありませんよ。
もちろん安定した場は必要であるのですが、
もし<成長したいならば>そういう負荷の場も探しておきましょう、ということです。

 

 

あなたは、こうなりたい、ああなりたい、というイメージは明確にありますか?
そして、そのモデルになる人は誰ですか?
その人にリーチできていますか?
どのくらいの頻度で接点をもっていますか?
そして、ちょっと居心地が悪い状態に身を置くことを愉しめていますか?

 

同じメンツでたむろって、いつもの会話で、いつもどおりの行動パターンしかない…のは、
既に成長が終わっちゃっています。
はやく、I(イキイキ)・W(ワクワク)・D(ドッキドキ)しましょう!!

 

今日もきっと・・・I・W・D!

 


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