『未完了事件』

部下と飲んでおごったときに、
翌日の朝一番にとんできて、お礼をする部下。
当り前かもしれませんが、なんかほっとします。
親御さんの躾がよかったのか、いままでの先輩の教えがよかったのか。
それができて、初めて「完了」だから。

一方、残念だなぁ…と思うとき。
翌日、顔をあわせても、なにもなかったような態度だったりされると…
あらら、なんだよ…「未完了事件」笑

でも、たまに自分もやってはいませんか?
こんなこと。あんなこと。

例えば、
上司からお土産やプレゼントをもらって、自宅にもちかえり、家族に渡す。そして、そのときうまれた会話の内容などを、上司に返してあげれば上司も嬉しいでしょうに、ついつい、忘れちゃう。
やはり、その上司本人に返してあげて「完了」です。

部下からでてきたアイディアをまとめて、役員に提案をした。
そこで役員からは、「いい案だね、すこし検討する」…と言われた。
そのやりとりを、必死に資料をつくりあげた部下が一番気にしているのに、そのフィードバックがついつい後回しにしてしまって、
しばらく放置されていた部下のテンションも少しおちていた。…これも「未完了事件」

基本、未完了事件を起こす人は、セルフィッシュ。
自分の中で完了してしまって、多くの人に支えられて自分がこの世に存在している自覚がない。
感謝がない。愛がない。

飲んだ翌日に挨拶にこない部下のことを言う前に、
あなた自身も「セルフィッシュ」になってしまっていないか…点検してみませんか?

I(自分)ではなく、(他人への)愛を!

今日もきっと・・・I・W・D!