『お天道様が見ているよ』

「まぁ、これやっちゃえばよくない?」
「誰もみてないし、わかんないし、いいよ」

あなたの裏面が、あなたをこう誘います。
…誰もここはみてないから、やっちまおうぜ。
…将来のコト?…自分はそのときいないから関係ねえ。

お天道様はみていますよ。
例え、あなたの命が絶えたとしても、あなたの魂は繋がっていますよ。
ここだけ…。とか、いまだけ…。という限定的な思考は、
利己的な行動を生み出します。

こんなことを言うと、きっとあなたの裏面はさらにこう反論するでしょう。
…てめぇ、いい人ぶってんじゃねぇー。
…まわりもやってるし。やらねぇと、バカをみるのは自分だ!

あらあら、汚い言葉を使い始めましたね…笑
言霊ですから、気を付けてね?!
さて、ではよく考えてみましょう。
ここ数年を、十数年を。

そういう視点で行動してきて、会社は繁栄しましたか?
何を手にして、何を失ったのでしょう。
短期的ではいいかもしれません。
でも長期的には、多くのことを失って実は反省していませんか?
きっと手痛いしっぺ返しを食らっていることでしょう。

いまからでも。遅くないですよ。
想い出しましょうよ。取り戻しましょうよ。
本来、私たちは得意だったはずの思考パターンを。

<自分のためだけではなく、誰かのため。>
<今だけよければいいのではなく、次の世代のため。>

あなたが、いま享受しているものは、
過去から現在にかけて、誰かが苦労して、努力して、工夫してきた賜物。
時代を重ねて、育ててきて、やっと、いまここで享受させていただいている。

それを、あたかも、自分ひとりで成し遂げたかのように、
あなたは、この実りを、後先考えず、刈り取ってしまうのか?
自分だけのために。今だけのために。

お天道様は見ているよ。
あなたが利己的にとろうとしているその行動を。

もう一度、考えてみましょうよ。
人がみてても、やれるのかい?その行動を?
あなたの子孫に誇れるのかい?その行動は?
いま、立ち向かうべきじゃないかな、心の裏面に支配された世の中に。

さぁ。今日もきっと・・・I・W・D!