『自分と向き合う機会』

年末年始は、いろいろな人と出逢います。
普段、あわない人も、忘年会、新年会、同期会、同窓会…ということで
1年ぶり、5年ぶり、10年ぶり、30年ぶり…に顔をあわせるわけで。笑

お互い歩んできた道が異なると、
人生でみにつけてきた価値観もまったく違う形で形成されるわけで、
たまーにびっくりすることがあります。笑

先日も、超!久しぶりにあった仲間たち。
お前、俺、の間柄ではありますが、
あるAさんが、こんな形でからまってきました。

「中島、お前、社長なんだろ?!」(ん?まぁ…。)
「いくら儲かってんの?」(ん?それって、皆の前できくかぁ?)
「どうせ、すげー、儲かってんだろ?なら、今日のここは、全部、中島のおごり?」(はぁ?)
「いぇーい、みんな、中島がだしてくれるって!」(あのね…言ってませんけど…苦笑)

久々に、きたぁぁぁぁ…と思いました。
数年に一回はあるんです。この嫌悪感。
身内や年下の部下たちとのやりとりならば、まだしも。
同級、同窓、特に先輩から、意味もなく「お前、儲かってそうだからおごれ」という
アプローチは、あまり好きではありません。

そのあと、続けざまに、

「中島、名刺くれよ。」(おぅ、いいよ)
「ん?なんだ、この会社名?」(ん?また、なんだ?)
「どーしてこんな名前つけるのよ。」(はぁ??)
「これって、どうかと思うぜ。」(なんだ、てめえ)
「(同席していた仲間に)お前もそう思わねぇ?どう思う??なぁ?なぁ?」(こいつ…×××)

唖然としました。というか、軽く切れました。笑
そして、滅多にないほど、湧き上がる怒りが数日間、続きました。
10年日記には、その日のうちに、怒りの言葉を殴り書きしています…。

でも、それから、いま、日にちもたって、
そのやりとりを、いまでは、かなり冷静にとらえられる自分がいます。

…Aさんの言動に、はっきりいって激怒りだった自分がいるということは、
明らかに、そのやりとりの周辺に、僕の大事にしている言葉や態度や思想があったんだ、と。

…いわゆるその大事にしている僕の価値観を、
土足で踏み込んできたAさんに激しく怒りを覚えたのね、と。

…でも、これって、Aさんにとったら、別に気にもしないことだし、
きっと、悪気もあったわけでもない。僕にだけでなく、きっと皆にそういう態度だろうし。笑

…そして、今回、こんな出逢いをさせてくれたのに意味があるとしたら、
どんなことなんだろう、と。

日頃、自分はいろいろな人とあっている気がしていましたが、
きっと、自分の価値観にあった人を無意識に(時に意識的に)選んでいるのだろうな…、と。
この出来事があったことで、自分の大事にしているものが、再度、浮き彫りになったな…、と。
そして、苦手なパターンも改めて認識できたな…、と。

そして、このようなやりとりで、数年に一回、毎回、激怒りするけど、
そろそろ、このパターンに対応できるOSを身につけなくっちゃね…、と。

こうした向き合える機会をいただいた…ことに感謝!
(…と思うようにしています。笑)

まだまだ、ですね。
今日もきっと・・・I・W・D!