『同じのようで、同じでない ~グループダイナミクスの面白さ~』

昨日、今日。

ととある企業での二回目のピットイン。

 

二時間半の枠を、6コマ。

参加できるクラスに事前に予約申請をしていて、始まります。

 

構造(時間)は同じ。

扱うコンテンツも同じ。

 

ただし、参加者の人数とキャラクターが異なるので、でてくる質問も、悩み事も異なりるので、場の雰囲気がクラスによって異なります。

 

できる限り、そのクラスの与えられた状態を最高に近づけるために、

そして、すべてのクラスが到達目標(手にする気づき、発見、行動したくなる動機づけ、あらたな智慧の付与…など)に、経路は多少異なっていてもたどり着き、それぞれのクラスでの差異がなるべく生じないように微調整しながら進行していく…というのは、なかなか匠職人としては腕の見せ所なのです。笑

 

アテンドしてくださった方からは、「よく、最終的に同じ形にできますね」とか、

「何回も同じことをやるのは、飽きたり、疲れたりしませんか?」とか、聞かれますが、

私のこころの中では、「一つ一つのクラスはまったく違いますし」「一分一秒、状況が異なるものを、同じところにお届けすることができたときの喜び」は、ものすごい達成感を手にするのですから飽きたり、疲れている暇なんてありません。笑

 

実は、私、以前に、大手メーカーさんから、こんな講演を依頼されたことがあります。

それは、「3時間の講演を、150人~300人の聴講者/1クラスを、33クラス実施する」というもの。つまり、9000人に対して、状況が異なる中、同品質のものを提供する…というお仕事です。

 

これを成し遂げたわけですから、6クラスくらいは、へっちゃらです!笑

おまかせください!