私は基本、エグゼクティブコーチングは年間顧問契約させていだいています。
いま担当しているクライアントのほとんどが契約してから2年以上となっていて、そして、ほぼ全員が2016年度も契約更新いただきました。
このように長い時間での担当させていただくと、ほぼ全員の方に共通でいえるのが、
「直線的な成長なんてなく、スパイラルアップしながら成長していくもの」です。
人には調子のよい時もあれば、悪い時もある。
その人なりの波長の長さや振幅の大きさに差異はあるものの、ほとんどが、上がったままもありませんし、下がったままもありません。
それは、春夏秋冬のように、自然の摂理にのっとっているようです。
そして、それを繰り返しながらも、全体的には向上をしている、というものです。
私からは、その大きなうねり、流れをフィードバックさせていただくのが大きな仕事。そして、私とのセッションを愉しんでいらっしゃる方の多くは、「冬の過ごし方」がよくお分かりです。
単にポジティブなだけのセッションをしているコーチもいるようですが、それは、冬山に夏服ででかけるようなもの。危険極まりないのです。
そして、また、クライアントも
「アクセルも踏み込んではいけないときに、踏み込みたくなるもの」であり、
「アクセルを踏み込むべき時に、しり込みしてしまいがち」でもあります。
年間顧問契約をして、伴走し続ける意味はここがありますし、
そこを指摘しつづけることが、私の使命かと思っています。