とある企業では、工場部門のリーダーたちのリーダシップ向上プログラムを行っています。
構造としては、
キックオフセッションのあとは数回のピットイン(3時間)。
ただし、この企業の場合、
工場のみなさんですから、全国各地に点在しています。
キックオフセッションは、東京に集まっていただきますが、その後のピットインも東京に毎回、数時間のセッションのためだけに出張できていただくのも、あまり効率はよくありません。
現在、とても機能しているのが、私が工場に赴き、現場でピットインする、というもの。
もちろん、工数上の理由から、関東エリア、名阪エリア、中四国九州エリア、というように工場をエリアにわけ、そのエリアごとに実施する、というものです。
最近、面白い効果があがってきたのは、関東のエリアにA工場、B工場があったとすると、A工場勤務の方はB工場のいく機会がなかなかないということ。ですから、現地でのピットインは3時間なのですが、その前後に工場見学もいれ、そして、夕方からは懇親会をする、という設計にしています。
お互いの工場の職場風土、業務フロー、会議体、マネジメントツールも微妙に異なるので、
それぞれのノウホワイ、ノウハウ、ノウフーが共有されることにより、いままで解けなかったことがここにきて進展しはじめることも多くではじめてきています。
そして、なによりも、人と人との繋がり。
誰かが成し遂げたこと、できたことについては、ホメホメタイムで賞賛を。
誰かが困っていたり悩みを打ち明ければ、皆からアドバイスとエールが飛び交います。
ひとりじゃないんだ!!
これが一番の成果物なのかもしれませんね。
もちろん、一番楽しんでいるのは、
実は、全国各地に出張できる私かもしれませんけどね。笑