年末、経営者やリーダーたちは
数字がいかなくなりそうになると、
普段はおだやかでも、化けの皮がはがれるわけです。
でもね…
では、本日のメルマガです!
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『不信は不振』
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プレイヤーの立場から、人をマネジメントする立場になるとき、
絶対に身に着けないといけないスキルがあります。
そして、そういった初級マネジャーがミドルマネジャーへ、
そして、経営陣へと進化していくときに、さらに身に着けないといけないこと。
いくつもあるのでしょうが、最近、これを持ち合わせていないために
成果をあげられない方があまりにも多い。
それは、「人を信じる力」。
担当するチームが小さいとき…。会社が創業期なとき…。
このときは、大いに自分もプレイヤーであるべきでしょう。
そして、そのときは「信じるのは自分」。それでいい。
しかし、担当するチームが大きくなっていくと、
そして会社が大きくなっていくと、
結局は、人に動いてもらわないといけない。
そして、直接介入できないことが多くなる。
そのとき必要になってくるのは、間違いなく「人を信じる力」。
業績不振のマネジャーや経営不振の会社の経営陣の特徴は、この力がないこと。
基本、彼らから伝わってくるのは、「君たちのことは信じていませんから」というメッセージ。
「君たちはわかっているのか?わかっていないだろう?」
「この項目を暗記したまえ!できないうちは外にでるな!」
「できるかどうかチェックしてやる。」
「ほら、いわんこっちゃない。できないじゃないか。」
「いつもダメだね。今回もダメだろ?」
「君たちは、どうしようもないクズだ。とにかく動けといったら動けよ!」
部下からすると、ウンザリしてしまいます。
もちろん、これで人は動くかもしれませんが「動かざるを得ない」だけであって、
「こころから喜んで動いているわけではない」のです。
不信は不振。
当たり前の方程式ですが、
「業績不振、経営不振は、あいつらのせいだ」と思っているようでは、
一生、そのループからは脱出できないですよね。
その事態を、引き起こしているのは、部下を信じきれていない自分なのにね。
さぁ、あなたはどうですか?
「信じる力」はバージョンアップしていますか?
今日もきっと・・・I・W・D!