私のクライアント企業には、
創立100年を超える会社(もしくは、そろそろ100年を迎える)が5社あります。
先日、そのうちのある会社の記念館にご案内いただき、
創業からの歴史を教えていただきました。
ホームページやパンフレット
そして、事務局の方からのお話を通じて
何が、いつ、どのくらい…といった定量的な知識は知っているつもりでした。
しかし、
「なぜ、そのときに創業者がその意思決定をしてきたのか?」
については、それらのメディアからは到底得られるものではなく。
今回は、広報担当の方のそのあたりのご説明をお聞きして、
え?そうなんだ!といった驚きとともに、スケールの大きさ、視座の高さに
感動するとともに、ひとつの確信さえも起きる時間となりました。
100年続く企業にはわけがあるんだな…と。
意思決定が「自分のため」といった私事ではなく
「この国を豊かにするため」といった志事であること。
派手ではなく、地道な行動で、信頼関係を醸成。
市場を刈り取るのではなく、市場を創り育てる。
戦時中は優秀な技術者をクビにすることなく、まったく別の商品をつくることでしのぐ…。
そして、時代、時代の波を察知し、その波の最先端に乗っていること。
この企業の場合だと、その技術やノウハウはもうそこにしかなく、
波(お客様)が自然に寄ってきて、自然に押し上げてくれるよう…といった感じ。
すごいな…。
もっともっと歴史をしりたくなりました。
そして、どうやってバトンタッチをしてきたのか。
皆さんの会社では、創立100周年は、あと何年ですか?
そして、そこへと繋がける今日の行動ができているでしょうか?
今日もきっと・・・I・W・D!
参考:
「志事・仕事・私事」
「売上は感謝高」