リーダーが何を考え、何故それを選んでいるのかが
明確な組織は動きやすい。
一方、それらが見えにくくなると、メンバーたちは拠り所を失って困惑し、
「リーダーは何を考えているのだろうか?」と憶測しはじめます。
そして、その憶測が憶測を呼び、現場は混乱していきます。
リーダーは何を考えているのだろう?
こうした「憶測して気がかりになること」や「仕事上、人に気を遣うこと」を
”エモーショナルワーク”といいます。
うちの部長って、何、考えているんだろう?
うちのリーダーって、何、考えているんだろう?
同僚のあいつは、何をたくらんでいるんだ?
社内に対する”エモーショナルワーク”ばかりしているチームや組織は、
勝てるわけがありません。
そういうことに、
いつもいつも心が奪われている社員にしてしまっている会社には
未来はありません。
なぜかというと、
本来、この人は何を考えているのだろう?…というときの「この人」は、
お客様であるべきです。
組織の内側にむいたエモーショナルワークは、
身の危険を感じた上での保身行動です。
ですから、社員が身の危険を感じるなにかを、
上司やトップが強いている可能性が強いのです。
そして、不思議なことに、
上司やトップ自身も何かしらの「身の危険を感じ」ていて、
「保身行動」をとっていることが多いのです。
何度も言うようですが、
組織の内側に向いたベクトルを、本来あるべき外側に向けるべきです。
そのきっかけは、皆さんから働きかけましょう。
「お客さんは、何を求めているんだろう?」
「いま、世の中に感動を与えるためには、何ができるんだろう?」
そういう問いをしつづけていれば、ベクトルは自然と外側に向きはじめます。
余談ですが、
皆さん、弊社ドリームチーム・ディレクター(DTD)のロゴをみたことはありますか?笑
DTDの最後のDの中に、うずまきがあるのですが、
実は、「内側の→」と「外側の→」があるのです。
え?そんなの知らなかったって?
・・・ええ、説明していませんでしたから。笑
皆さんは、演出家。
目の前のチームを、単なるチームでおわらせるのではなく
夢を成し遂げていくドリームチームにシフトさせる演出家。
そのときに、やはり皆さんからメンバーに対する問いかけは、
内側から外側にむけていきたいですよね
皆さんは、部下と組織の可能性を<閉じる>リーダーではない!
皆さんは、部下と組織の可能性を<開く>リーダーです!!
そういう想いで、このロゴにしています。
さあ、内側から外側へ!
なにをしていきましょうか!!
今日もきっと・・・I・W・D!