『あんた、暇なのよ。』

 

かつての同期の女性からこんな昔話をききました。

 

「社会人になりたてのころ、

 久しぶりに実家に帰ったら、

 会社はどうだ?と父親に聞かれたから

 いろいろとぶっちゃけ話をしていたら、

 そうかそうか、大変だなぁ…といってくれるもんだから、

 なんか、途中から上司や会社の愚痴になっちゃって…

 

 そしたら、ひとしきり聞いた後に、

 隣りできいていたうちの母親、私になんていったと思う?

 

 <あんた、暇なのよ。もっと、仕事しなさい!>…だって。

 はじめ、ムッとしたけど、確かに、そうだったのかも。

 

 そのあと、超がつくほど忙しくなったら、

 そんなこと考える暇がなくなったしね…」

 

 

高速道路をハイスピードで飛ばしているときは、

前方、しかもかなり遠くに意識を集中しているので、

横を見ることなどできませんし、

ましてや過ぎ去る景色など気にしている暇はありません。

 

しかし、いったん渋滞になってしまうと、

とたんに余計な景色も目に入るようになるし、

文句もいいたくなる。

 

そう、不平やら、不満やら、愚痴をいう暇がでてくるわけです。笑

 

全てがすべてそうだ、とは言えませんが、

忙しくして、関心を余計なところに向かせないこと。

これは、これで一つの解法かもしれませんね。

 

 

今日もきっと・・・I・W・D!