「君はどう思う?」
部下に意見を求めては、
でてくる意見に即座に「それは違うだろ!」だなんていってしまったら、
次回、また同じように意見を求めても、答えてはくれないでしょう。
他人の考えと自分の考えに「違い」があって当然です。
しかし、「それは違うだろ!」というセリフは、
相手にとっては、
「違い」を指摘されたのではなく、
「間違い」と指摘されたことになります。
「違い」と「間違い」は、異なります。
とくに、なにが正解かわからないこのご時世ですから、
自分の意見と違う=正解とは違う…つまり間違い!
とはならないことに注意しないといけません。
「A君の考えは、〇〇なんだね。
B君の考えは、●●であったね。
一方、僕の考えは、◎◎となっている。
3人の意見には違いがあることがわかったね。
さて、これらをテーブルの上において、僕らが考えることとしては、
今回、僕たちが成果を手にするためには、どの考えが有効なのか、また、どの考えを組み合わせるべきなのか。
そこを考えていこう」
と、「違い」に感謝しながら、ベストやベターを探していく姿勢が必要となります。
もちろん、でてきた考えや意見が、
どう考えても明らかに「間違い」であるならば、
その理由をきちんと本人に伝え、納得を得るべきでしょう。
さあ、あなたやあなたの組織では
<違い>と<間違い>、区別できていますか?
今日もきっと・・・I・W・D!