『危ないよ!そっちにいったダメ!!』
…子どもに怪我をさせたくない…
…自分の辛かった苦労をさせたくない…
…その苦労を伝えておくことで、いち早く次のステージいってほしい…
そういう思いやりで、親は子供に
『危ないよ!そっちにいったダメ!!』とついつい言ってしまいがち。
でも、これって、
よかれ、と思ってやっていますが、
長期的にはいろんなものを奪ってます。
すり傷、切り傷、打撲に、捻挫…
こうした経験をすることで、身をもって智慧を体に刻み込むわけで、
その経験がないままステージがあがってしまったら、
実は本当に身につけなくてはいけないコトもインストールされてなく、
のちのち、対処できずに困ることもおきるわけです。
そう、
ゲームでゲットしておかねばならない武器を手に入れぬまま
次のステージにいってしまうと、乗り越えられないように。
とにかく、「経験値をあげさせる」
そういった環境を作ってあげないと、その子も困るし、
あなたも、最終的に困るわけなのです。
これって、会社の中でも同じことが起きていませんか?
上司が部下に、行動させる前から
注意事項に、留意事項に、リスクに、心配事に、ケース別対策に…と、
あれこれ、あれこれ、とやってしまうと、これまた
「頭でっかちで」「行動する前から、あれこれ口にする」「基本、自信のない」といった
部下を増産してしまうのです。
とにかく
「経験値をあげさせる」環境をつくる。
みなさんの職場ではいかがですか?
今日もきっと・・・I・W・D!
参考:『危ないよ!そっちにいったダメ!!』