インテグリティという言葉があります。
なかなか日本語訳として難しいのですが、
誠実であり、正直であり、統合され、一貫性がある、ということ。
要は、『言うこと』と『行うこと』が一貫し、そこにぶれが無い、ということ。
企業も、いま、インテグリティを問われているように感じます。
昔は、メディアも限られていましたから、
<見せたい企業像>、そして<隠しておきたい実態>。
これをうまく、コントロールできた時代だったのかと思います。
しかし、いまやネットの時代ですから、発信源はどこにでもいます。
そして、一度、悪い評判がたちはじめると、もう止められないわけです。
隠しておきたいことも、すぐさま、白昼の下にさらされて
一気に叩かれる対象となってしまうのです。
この時代の流れは、どうにも止めようがありません。
ですから、
<社員がそういうところに投稿しないように社内のルールを作ろう>
といった形で、情報を統制しようにも、それは無理なお話だということです。
ですから、むしろ、今、企業に求められているのは、インテグリティ。
もし隠したい実態が会社の中にあるとするならば、
隠すのではなく、向き合い改善していくこと。
それだけです。
企業が宣言していることが、リップサービスだけで終わることを世間は許しません。
それができていないと、約束違反、公約違反として捉えられ、
<インテグリティ(誠実さ・正直・統合性・一貫性)の無い会社>とみなすようになってきていて、
そここそが叩きやすいネタになるのですから。
どうせ、いずれ、明るみに出でしまうのですから、
表裏のない会社にしていきましょう。
隠すのではなく、向き合い改善していくこと
ただ、それだけ…ですよね。
今日もきっと・・・I・W・D!