『席をお譲りください』の感想の中に、
A・Eさんから考えさせられる一文をいただきました。
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「引き際の潔さ」ってどんな様なんでしょう?
経営者、特に経営トップ、執行役員、部長職、課長職
いつかは必ず後人に席を譲る時を迎えます。
譲る際に「後、頼むわ!」といって無責任に放り出す、
のではなく、
きちんと席を譲るべき人を育て「禅譲」する。
それが上に立つ人の最後の、そして最も大切な仕事だと思います。
それができずにいつまでも「俺が、俺が」の人、、、
「後任者は俺が決めるんじゃない。」と他責な人、、、
残念な人を何人か見てきました。
任期満了だとか、定年退職、役職定年など、
「賞味期限切れ」となって去る、時がいつか訪れます。
(それより前に、とっくに賞味期限切れの人もいます、、、)
だからこそ、その時のために、きちんと「去る準備」を整え、
「潔く去る」という「かっこいい」去り方をしたいです。
来年●月で定年退職を迎えるにあたり
「潔い去り方」をしたい
定年再雇用制度で残るとしても、
「気持ちよく残りたい」
と考え、悩んでいる、今日この頃です。
…後略
(A・Eさん)
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多くの経営者、リーダーとお会いして、
ここの部分がイケている人と、残念な人と大きく分かれます。
回答はないのですが、
私がお会いしてきて、そのあたりの関連のメルマガを
掲載しておきます。
ロールモデルもあれば、反面教師となる事例もあります。
自らの戒めに、
ぜひ、ご参考まで。
今日もきっと・・・I・W・D!
参考:
●禅譲とは…
天子がその位を世襲によらず、徳のある者に譲ること。
権力の座を話し合いによって他に譲り渡すこと。
(大辞林)
●2016/6/2 禅譲撤回「急にさみしくなった」 ソフトバンク孫氏(日経新聞記事)
http://www.nikkei.com/article/DGXLASDZ21IH2_R20C16A6000000/