つい先日、ある読者Aさんから質問をいただきました。
「私はこのメルマガを読み始めあまり日数が経っていないのですが
リクエストを募集していると書いてありましたので、今気になっていることが
『50〜80人位いる場でどの様にすれば盛り上げられるか。』です。
私はよく司会などをするのですが場所によっては盛り上がらない事が多くあります。
ので、知っているようであれば教えて下さい。よろしくお願いします。」
私からは、より適切にお応えしたかったので、
下記のような返信をさせてもらいました。
「Aさん
おはようございます。
中島です。
リクエストありがとうございます。
Aさんは、「職業として「司会」をされていらっしゃるのでしょうか?
それとも、会社での全体ミーティングなのでの「司会」などを担当されているのでしょうか?
また、
50人~80人が、(同じ職場などの)お知り合い同士なのか。
それとも、見ず知らずの方たちなのかにもよって異なりますが。
そして、どんなこととをいまのところ工夫をされていますか?
そして、一方、盛り上がらないときって、どういう時でしょう?
よろしければ、そこをおきかせいただけると、
ポイントをしぼって、お伝えできるかもしれません。
いかがでしょうか?」
それに対して、Aさんからは、
「私が司会をやる時は例えばクラスが3月に終わるときのお別れ会や
林間学校のバスレクリエーション、また林間学校での出し物大会といったイベントの時で、
50〜80とは同じクラスの人(私立中学なので一クラス48人います)や大型バスでの移動の時に
同じバスに乗っている同級生達です。
また、今気をつけていることは皆が好きそうな話題、流行りを取り入れる事や突然先生ネタを出す事です。
先生ネタは盛り上がるように感じます。
また、盛り上がらない時はどうも皆の気がレクリエーションではなく
友達とのおしゃべりにレクの初めから向くときが多いと思います。」
と返信がありました。
私は、その返信をうけて、なるほど!と思い、
参考になればいいな、と思い、いろいろな視点で、盛り上げる方法をお伝えしました。
「Aさん
中学校の先生なのですね。
学生の未来を拓くお仕事、お疲れ様です。
私は社会人を相手にしてはいますが、同じ「人」でありますので、
私が気にしているポイントについてあげていきたいと思います。
まず、「場を盛り上げる」のに必要なキーワードは、・・・ 略 」
と返信をさせていただきました。
しかし…
ここで、私は大きな大きな、本当に大きな間違いに気付いていませんでした。
翌日、Aさんからこの返信をいただくまでは。
「ありがとうございました。
少し言葉が伝わっていなかったようで私自身が中学生で学級委員などをやっていて
よく司会をやっていて困ったのでこの様な質問をさせて頂いたのですがとても参考になりました。
次回の会でやってみたいと思います。誠にありがとうございました。」
な?な?なんと!?
なんと、このAさんは中学一年生だったのです。(笑)
慌てて、これまでのAさんとのメールのやり取り3往復を
もう一度、読み込んでみると、
しっかりと、途中で、
「中学一年生」
と書いてあるにもかかわらず、
私は、勝手に、
「Aさんは、中学一年生を担当している先生か、、、」と
解釈をしてしまっていたのです。
思い込みというのはすごいですね、、、
「私のメルマガ読者は、
経営者かリーダー、マネジャークラス。
しかも、私が出会ったこと(クライアントや受講生)のある方が、9割」
という「思い込み」から、
最初の返信では、
「職業で司会をしているのか?
会社のミーティングなどでの司会のシーンか?」と
完全に「思い込みのたっぷり入った質問」をしてしまっています。(笑)
完全に「思い込み」にはまってしまっていますから、
Aさんからの返信に対して、
「Aさんは、中学一年生を担当している先生か、、、」と
解釈してしまっている時点で、すれ違いになっていました。
【人は聞きたいようにしか聞かない】
とは、よく言いますが、
まさに、私自身が、その罠にハマってしまいました。苦笑
いけませんね、、、
Aさん、本当に、失礼いたしました。
Aさんのおかげで、大変勉強になりました。
気を付けていかないと、いけませんね。
そのあと、
なんでまた、中学生のAさんが、このメルマガを知ることになったのか、
やりとりをさせていただき、刺激になりました。
精進、精進!
より多様性に適応できるようぐわんばります!
今日もきっと・・・I・W・D!