『平時のときこそ、するべきこと』

 

『物語の再構築』

https://goo.gl/4UdVC2

 

には、いまも、返信をいただいています。

かなりのインパクトがあったことと、と私も驚いています。

 

「物語の再構築」がどうしたらうまくできるようになるのか?

 

そんな問いもいただきましたが、

一言でいうと「場数」なのかと思います。

 

ある読者からこんな返信をいただきました。

 

***ここから***

 

この時期「何で自分が」「何でこのタイミングで」「何でそんな職場に」と

ネガティブになってしまう人が多くいるのでしょうね。

 

私なんかは入社以来、転勤を伴う異動を十数回経験しているので

2年以上経ってくると「もうそろそろ?」「こんどは何処?」という

経験を繰り返してきました。

 

単身赴任の異動先から別の単身赴任異動先への転勤を含め

7年以上、4箇所での単身赴任も経験していますので、

その都度、不安や心配ごとなどありましたが

良いか悪いか分かりませんが「慣れ」があり

それなりに楽しみを作ってこれたので

切り替えはうまくやってきた方ではないかと思っています。

 

本社人事部での経験した立場から

優秀な人材ほど「旬な時期」に新たな挑戦をさせて

バージョンアップする機会を与えるような人事異動をかけるのは当たり前ですから

「よろこんで、次の ”いきいき、わくわく、どっきどき” を求め」

ポジティブ思考で新天地に臨むことが大切だと個人的には思っています。

 

最近気に入っている勇気を貰える言葉は

 

”凧が一番高く上がるのは「風に向かっている時である」

 風に流されている時ではない” (ウインストン・チャーチル)

 

風に流されて、ストンと落ちたり、グルグル回ってしまったり、

ズルズルと地面を引きずられないように、風に立ち向かっていきます。

 

60歳を迎え「へい、一丁あがり」ではなく「まだまだこれから」です。

 

(Eさん)

 

***ここまで***

 

そうなんですよね。

「場数」が増えてくると、すこし落ち着いた中で、

逆境や修羅場を楽しめたりします。

 

ただ、異動がそこまで多くない方も大半なわけで。

そうした場合は、こんなことで、高めていくことができます。

 

それは「平時のときこそ、シミュレーション」

 

身の回りで物語の崩壊を仕掛けている人の話をきいて自分事として捉えて

イメージを重ねて、自分だったら、とシミュレーションをしつづけて、

いつなんどき、そういう事態になっても、慌てない耐性をつくっておくこともできるのです。

 

イケている人は、常にそうですね。

(参考:『「想定内」を拡げておく』https://goo.gl/6yLpMg )

 

ある方からも示唆深い返信をいただきました。

 

***ここから***

 

今日のメルマガ(『物語の再構築』)は、

春に大きな変化のあった人たちに向けてのものでしたが、 

なんでなんで、何にも変わらない人たちにも響くメッセージだと思うのです。 

 

昇格する人、異動する人、退社する人を横目で見ながら 

昨日と同じ今日を、そして明日以降もなーんにも変わらない自分を 

まるで置き去りにされたように感じている人もいます。(私もそうでした) 

 

それでも、今日のメッセージは、繰り返される日常の中で、惰性や疲弊を感じながらも 

現状に慣れ、諦めさえ感じていた心に、

 

「今、自分にできることはなんだろう」

 

と 、問いかけることを教えてくれています。 

 

たぶん、昇格・異動等変化のあった人よりも、変化の無い人たちのほうが圧倒的に多いです。 

それでも、たとえ環境は変わらなくても、自分で変えられるものもあるよね。 

 

(Aさん)

 

***ここまで***

 

 

人は、事が起きてから(有事のときに)、いろいろ慌てて対処の方法に悩みますが、

本来は、平時のときから、シミュレーションをし続けることを習慣づけていれば、

もし有事がおきたとしても、崩壊してからの再構築までの時間が短縮できます。

 

平時のときこそ、シミュレーション。

いつ、なんどき、あなたに降りかかるかもしれないのだから。

 

今日もきっと・・・I・W・D!