『つながらない生活』

 

皆さんは、スマホやPCは一日、どのくらいみています?

 

私の場合は、通常ですと…

 

朝のメルマガ配信からはじまり、

移動中の電車やタクシーの中で、メールチェック、Facebookチェック、LINEやりとり。

そこからリンクが貼られているサイトへサーフィン…。

 

本を買うにも、食品を買うにも、飲み会の店を品定めするにもネット。

 

早朝から、深夜に至るまで、

ほぼ絶え間なく、常時アクセスしちゃっている自分がいます。

 

いい、悪いは別として、

もう既に生活の一部になってしまっているネット。

 

ふと思うと膨大な情報の渦に巻き込まれながら、

必死におぼれないように、もがき泳いでいるのでしょう。

しかし、これも冷静に考えると、かなりのエネルギー消耗です。

体力も、視力も、そして、…精神的にも。

 

***

 

例えば、こんなことってありません??

 

私は本の書評紹介のメルマガを定期購読しているのですが、

頭の中では、「のせられて買うなんてことはしないぞ。読むだけ、読むだけ…」と

思っているのに、なんともうまい書評・解説に、ついついリアル書店で中身も確認せずに、

アマゾンなどのネットで買ってしまう。

 

で、その結果としては、書斎には、読むべき本の山とアマゾンの段ボール箱。笑

でも、この山って、実は、「不安の山」なんだよな、と思うのです。

 

これを読まないと、あれも身に着けないと…。

 

なんとなく心にはびこっている不安につけ込むメール。

冷静に考えると、乱読するよりも、この一冊!と決めたものを何回も深く読む方がいいのにね…。

 

***

 

それと、他にも、こんなことありません??

 

Facebookなんかをみると、

「ハワイに来ました!」とか、

「今日はこんな仲間と飲んでます!」とかの投稿…。

(自分もかなりそういった投稿をしている一人ですが…苦笑)

なんか、世の中、幸せな人たちだらけなのか、と勘違いするほどのリア充ぶり。

すると、自分だけが取り残された感を刺激し、

嫉妬や妬み、不安…という感情だけが残る人も多いようです。

 

でも、実際のところは、そんなリア充な人なんているわけではなく、

Facebookというサイトの性質上、「いいね!」が押されやすいものの投稿が多い、というだけ。

その背景や特質をしらないと、知らぬ知らぬのうちに、心が消耗されてしまいます。

 

せっかくの休日だというのに、

ふと、いつもどおり、ネットの世界とつながってしまうと、

これらのような「消耗の渦」の引きづりこまれていくわけです。

 

休んでいるようで、休んでいない。

それどころか、激しく消耗しきっている自分がいる。苦笑

 

だから、激しくお薦めするのは、

「つながらない一日」をつくる、ということ。

 

僕も実践してかなり効果があるのですが、

FacebookやLINE、ネットそしてメールからも距離をおく。

やってみると、最初は、禁断症状もかなりでていたものの、

この「距離を置く」という感覚は、なかなかいいですよ。

 

いつものスマホを手放すと、目の前の大切なものを失わない気がしました。

SNSやネットを否定するわけではないのですが、そのメリットも享受されつつも、

時として「意図的に距離を置く」というオプションを用意し、使えるようになると、いいですよね。

 

休むときは休む!

あなたは、本当に休めていますか?

 

今日もきっと・・・I・W・D!