『逆境のときにしか現れないこと』

 

昨日のメルマガ(https://bit.ly/2Hpfigs)には

たくさんの方からの感想や励まし、そして

メルマガからの刺激をうけての宣言(笑)、、、

をいただきました!ありがとうございます!

 

共に歩んでいきましょう!

 

その中から一つご紹介。

 

***ここから

 

「素晴らしい! です。

 本日のメルマガ拝読して、心から感動しました。

 また、仰ることが仕事と人生に対して凄い強い覚悟を感じます。

 大変ご無礼なのですが・・

 

 そして仰ることが、いちいち気持ちの中に突き刺さります。

 それで連想したのが、正しく座禅の境地です。

 やはり、人間は単なる知識詰めではなく、自分自身の体を

 いじめて会得した境地からの発言は重いと!感じました。

 極めて貴重なご体験報告を伺う事が出来まして

 感謝申し上げます。大いに刺激されました。

                                      感謝!合掌!  (Sさん) 」

 

***

 

Sさん、いつも励ましのお言葉、

ありがとうございます。

 

こころに染みます。

 

そうなんです。

「自分自身の体をいじめて会得した境地からの発言」

 

まさに、伊豆高原でも、

アップダウンならまだしも、

上り坂が延々と(…本当に延々と)続く道にでくわしてしまったとき、

自分の中にさまざまな問いが現れます。

 

「なんで、こんな道を選んだのだろう」

「なんで、こんなところを歩いているのだろう」

「俺は、なにをやっているのだろう」

「つらい」「でも、止めたら帰れない」

「いや、タクシーがある」「それでは意味がない」(笑)

 

そういった逆境のときにしか現れない

こころの中での対話が始まります。

 

自分との闘い…。

 

平地を歩いているときには、

決してあらわれることもない、自分との対話。

 

そんなときに、ふと、

いろいろ降りてくるものですよね。

 

「一歩づつ。一歩づつ。

 創業したときのことを思えば、なんてことない」

「一通づつ、一通づつ、

 続けていたから、1000号を超えた」

「無理はせず。

 でも、続けること…これに意味がある」

「ありがとう、ありがとう、ありがとう、ありがとう

 おっと、歩くテンポにあわせて、口ずさんでみると、…軽くなるぞ!」

 

さらには、足元の悪いトレイルを歩んでいると、

この問いさえもなくなります。

 

ごつごつとして岩を踏み外すことのないよう足元に注意し、

横から張り出す枝に注意し、

蜂もやってくるし、蜘蛛の巣にからむし。

 

まさに、今ここ。

この瞬間は、未来に対する不安も、

過去に対する執着もありません。

 

今を生き抜くしかない、、、という必死さ。

この集中した瞬間が、なんともいえないのでしょうね。

 

***

 

今回の断食道場には、

京都の友人(割烹料理の店主で、若いながらもミシュラン一つ星

をここ数年、取り続けているプロ)を誘い、いっしょに参加しました。

 

初日は一緒に活動をしましたが、

翌日からは、お互いに単独で行動することをすゝめました。

 

その理由は、二人で行動をすると会話になってしまい、

自分との対話ができなくなってしまうから。

 

せっかく、この断食道場にきたからには、

自分の中での対話を重ね、未来をつくるためのきっかけを見つけてもらいたかったから。

 

彼は、二泊三日で一足先に帰路にたちましたが、

京都につくころの時間に、私にくれたメールの中に、こう書いてありました。

 

「早く、料理、作りたくてしょうがないです。」

 

よかった...。

 

きっと、なにかをみつけたのでしょうね。

 

私も、私なりの作品を創りたくてしかたがないです。

 

いつも、それは、断食後にはじまります。

 

2018年度。

ゆるやかに訪れ来る繁忙期を前に、

いよいよ仕込みができた感じです!!

いきますぜよ。

 

 

今日もきっと・・・I・W・D!

 

参考:

『それはいつも断食後からはじまる』https://bit.ly/2Hne9pw