先日配信したメルマガ
『トップリーダーが向き合うもの』
には多くの返信をいただきましたが、
トップリーダーの階段を登るミドルリーダーも
うっすらとその危機感を感じている方もいらっしゃいました。
そんなやりとりをご紹介しますね。
***ここから
略)
私はまだミドルですが、まさにその境地で悩んでいます。
理由は
・会社に、叱ってくれる人がいない
(叱られ、内省し、そして成長する、そのようなサイクルが大好きなM男ですし、
実際、それでここまで成長できました)。
今の会社はいい意味で、提案をよく聞いてくれ、私の意見を尊重しています
(上司には、遠慮なく言ってくれと言っていますが)。
一方、前職では鬱になりそう?な位、いつも叱られ、プレッシャーの中で仕事してきた私にとって、
叱られ、あるいは厳しい指摘を受けることがない現状に不安になってしまいます。
(自分の方向性、提案が本当にいいのか)
略)
***ここまで
FB(フィードバック)をくれる人を
社内、そして、社外にも構築していくことは
本当におススメです。
社内の場合は、
具体的に指摘してほしい点をステークホルダー(上司、同僚、部下)に
「あらかじめ」「具体的に」伝えておいて、
「みずから」FBをとりに行くと、言ってくれるようになりますよね。
この「あらかじめ」「具体的に」「みずから」
ここがポイントです。
質問者の方がおっしゃっていた、
「上司には遠慮なくいってください」と依頼をしていたようですが、
これは、「あらかじめ」には言っていますが、
残念ながら「具体的」「みずから」ではありません。
具体的には、
「こういうゴールをもっていて、実は、自分自身では●●がラーニングテーマだと思っている」
「自分をもっと向上させていきたいので、ぜひ、一カ月、この部分をみていてください」
「●月●日に、ショートコーチしてください。そのときに、この一カ月で気づいた点、
良い点、改善点、を指摘してください。ぜひ、よろしくお願いします」
と、あらかじめ、具体的に依頼をしておくと、いってくれるようになります。
あとは、これを何回か、繰り返していくと、FBをくれる方の、FB能力も高まるんですよね。
社内FBループは、実際にみていてくれてのFBですので、臨場感があります。
一方、
社外FBループは、実際には自分の言動や実際の影響などはみれないので、
社内FBのような臨場感が期待できませんが、
もっと、異なる世界観からのFBや問いがくるので、また異なった刺激になるかと思います。
***
皆さんは、社内、社外のFBループを構築していますか?
そして
「あらかじめ」「具体的に」「みずから」
FBを獲りにいっていますか?
今日もきっと・・・I・W・D!