『イケてないイメージアイコンをつくる』

 

「ついつい、部下にアレコレ言っちゃうんです。」

 

専門知識を必要とするプロフェッショナル。

部署の中で、部員のだれよりも、知識も技術もあり、

顧客からの要望に完璧にこなしてきたからこそ、信用・信頼も厚い。

 

しかし、いまとなっては、部下をもち、

マネジメントとして部下を育成していかないといけないわけで、

「プレイヤーとしての優秀さ」よりも、「優秀な選手を育成できる名コーチ」と

いう役割を会社から期待されているのですが、なかなかシフトできないのです。

 

ご本人もその意味や必要性は、痛いほどわかっていらっしゃいました。

でも、シフトできない。

 

では、そういうときは、どうするのか?

 

いろいろあるのですが、その解決方法の一つは、

「イケてないイメージアイコンをつくる」ということ。

 

 

自分がついついとってしまっている行動や態度。

それが、どんなに「イケてない」のか、を一瞬にしてわかる象徴的なイメージ。

それを考えていくのです。

 

例えば、

 

「AKBの衣装を着てステージのセンターに立つ秋元康」

 

想像しただけでもキモイ。

かなりイケてないでしょう? 笑

 

本来、演出家、脚本家として部下たちを輝かせるのが役目なのに、

自分がステージのど真ん中にたって、スポットライトを浴びている…

ダメっすよね?笑

でも、あなたは、それと同様のことをしているのです!

 

 

「録画してせっかくこれから観ようとおもったドラマのあらすじを、最後のオチを言ってしまうお父さん」

 

超おせっかい!イケてないでしょう?? 笑

そう、いろいろ考えて、予想して、仮説をたてて、

それで、ああ、やっぱりこの人が犯人だったか!なるほどねー。

と、このプロセスが一番楽しいのにもかかわらず、

一番楽しいところを先に教えてしまったら、

気持ちがいいのは自分だけ!なんです。

 

 

いかがですか?

 

イケてないイメージを鮮明にしておいて、

それをアイコン化しておけば、

ついついイケてない行動を部下にとりはじめたときに、

はっ!っと気づき、その行動を止めることができるのです。

 

イケてない自分にサヨウナラ!

あなたのイケてないイメージアイコンはなんですか?

 

今日もきっと・・・I・W・D!