『埋まっているものを彫りだす』

 

テレビをみていたら、

現代日本の仏師で、大仏師の称号をもつ

松本明慶さんが、仏像を彫り進めている姿が。

 

海外の彫刻家たちが、

「私の国ではもっと慎重に彫りすすめるが、

 そのスピードには、驚きだ。なにか印しとか書かないのか?」

 

という問いに、

 

「木の中に仏が見える」

「彫っているのではなく、埋まっているのを彫りだすだけ」

「ノミや彫刻刀で、余計なものをとっているだけ」

 

という言葉。

 

以前、他の仏師も

「仏像を彫る、という表現よりは木の中から仏様を探す、という表現が正しい」

という言葉を思い出します。

 

こうした言葉にふれると、

私の仕事も、そして、このメルマガを読んでいるリーダーの皆さんも、

形は違えど、同じことをしているのかと思うのです。

 

「部下の中にある埋まっているものを彫りだす」

 

確かに、そういうことが極々自然にできる人もいますよね。

 

どうやったら、彫りだせるんでしょうねぇ…

私はまだまだ、修行中。

 

今日もきっと・・・I・W・D!