『自分用の言葉をみいだす』

 

今回のウルトラマラソンでは、

いろいろな実験を試みました。

 

つらくなった時に、

その現実をどう捉えるのか。

 

その捉え方を変えてみると、

そのつらさ(反応)も変わることがあります。

 

例えば、、、

 

今回は15キロで股関節がやられて走れなくなったのですが、

そのときに、残すは60キロ。

 

これに対して、

いろいろつぶやいてみて、

体内でどう反応するか、

試してみました。

 

「あー、あと、60キロかぁ」

 

うーむ、重くのしかかる

嫌な感じ。

 

「あと、皇居、12周!」

 

げ、、、ありえん

 

「いま、1/5かぁ」

 

さっきより、

まぁ、まし。

 

「あと、60キロしか楽しめないのかぁ」

 

お、意外にも、好反応(笑)

 

***

 

途中、大雨にずぶぬれになり、

そこに南房総の強い風にさらされました。

寒いというより、冷たい。

そして、さらに脚が痛い。

 

この事態も、

こんな捉え方は効果的でした。

 

「寒いと感じるのも

 冷たいと感じるのも

 痛いと感じるのも

 辛いと感じるのも

 

 それは、生きている証し

 

 恵みの寒さ

 恵みの冷たさ

 恵みの痛さ

 恵みの辛さ

 

 生きていることに

 感謝、感謝

 

 そもそも、俺たち、

 感謝が足らねーんじゃねーか!」

 

 

びっくりするほど、

ありがたみが湧いてきました。

 

 

***

 

30キロを越えたとき、

 

「あと、残すところフルマラソン!」

 

…最悪。

 

「間に合うか?」

 

…最悪。

 

「いけるところまでいこう。

 あと12キロでフルマラソン。

 それ以降は、自分史上最高記録!

 どこまで記録を伸ばせるのか!!」

 

超最高、笑

 

 

もともと、自分の好きな単語を口にしたり、

 

心にもないことでも、一応…口に出して

いってみると、意外にも、いい感じになるんだ、と発見。

 

自分にあった勇気づけの言葉をみいだすことができたら、

あとは、これを連呼するだけ!

 

この実験プロセス

いろんな場面で、今後使えそうです。

 

今日もきっと・・・I・W・D!