目の前にストレスを感じたとき、
人は、二つの反応パターンがあります。
それは、
「しっかりとそれと向き合い、猛烈に悩みながらも、結果的に乗り越える」
という人と、
「それと向き合うことをせずに、
怒ったり、逃げたり、いなしたりして、
結果的になにも根本が変わらない」
という人。
半年にわたるLDP(リーダーシップ強化プログラム)のピットインでも、
この二つにわかれます。
前者のパターンの方は、
半年もすると、人が変わったような変化、成長を手に入れます。
しかし、
後者の方は、残念ながら、
なかなか変化がみられないケースが多いようです。
後者の方の特徴を具体的にいうと、例えば、
『目の前に沈黙が横たわると、
もうそれが耐えられずに、
すぐに上書きをするように次から次へと言葉を畳みかけてしまう』
とか
『フィードバックの内容の中に、耳の痛くなるようなコメントがあったとしても、
「ああ、俺って、そういう奴なんですよ」とか
「ああ、このくらいの歳になると、もう変わらないよね?」とか
「こんなの書くやつの気が知れねーよなー」とか
といって、逃げたり、戦ったり、いなしたり、笑いにかえて誤魔化してしまう』
といったパターンです。
いずれにしても、ストレスを目の前にしたときに
前者のように、じっくりと、しっかりと、向き合い、受け止め、対応をする人と、
後者のように、身の安全を確保するために、即座にストレスリリースをしてしまう人にわかれるのです。
ストレスを正しく扱える人は、成長をします。
しかし、ストレスをみたとたんに、リリースをしてしまう人は、
負荷をかけずに筋トレをしているようなもので、まったく鍛えられません。
このストレスリリースを即座に取ってしまう人は、
癖になりますから、常習犯となります。
そして、誰かが勇気をもって指摘をしても、
決して向き合わずに変わろうとしませんから、
周りの人を無力感に苛ませるわけです。
毎回、毎回、その反応パターンをしているので、
だんだんと、人がそれをいってくれなくなります。
だって、言っても無駄なんですから。
もう、、、終わってます。
ストレスと適切に向き合うこと。
これは、とても重要なことなのです。
昨日、ご紹介したメルマガの主人公の経営者。
『正しく困る』
いまは、あのときに予想だにしなかった方へと
進化してしまっています。
やはり、私が当時、感じていたことは間違ってはいなかった。
あなたは、ストレスといいお付き合いしていますか?
今日もきっと・・・I・W・D!