もう二十年も前のことですが、
大変びっくりしたことがありました。
私の尊敬していたその経営者は、
とあるリーダーシッププログラムの説明をきいて
その場で、すぐさま、
「では、僕はいつにしようかな」と
事務局の方に、日程調整をするように促しました。
その展開の速さに、
私も、びっくりしたのですが
その様をみて、彼が、ガハハ!!、と高笑いし、
気さくにこうおっしゃいました。
「中島さん、変革はトップから!ですよ。
だってね、階段を掃除するときに、下から掃除する人いませんでしょ?
普通は、上から掃除しますよ。
こういうのは、上から受けて、上からキレイに変わらないとダメなんですよ」
そういって自ら変革プログラムをうけたのでした。…流石です!!
私は、その後、多くの経営者に出逢っていますが、
経営者としての器を、この視点でみるようになりました。
「自ら変わろう!進化し続けよう!!」と思い続けるスタンスなのか
「いや、俺はいい。次の世代から」と、「自分はいっちょあがり!」なのか。
この二つのどちらか、になります。
まあ、後者の方々は、すべからくその時点で「終わった人」。
部下たちもその後、大変苦労することとなりますし、
3年から5年、そして10年くらいかけて、
組織もだんだんと「終わって」いきます。
「いっちょあがり」ならば、本当にあがって欲しいものです。
これを読んでいる皆さんは、
「終わった人」になってはいませんよね?!(ドキッ?(笑))
今日も、明日も、明後日も
ずっと、ずっと、進化し続けましょう!!
今日もきっと・・・I・W・D!