『なんだったら、社長もいま呼びましょうか?』

 

ある営業パーソンは、

 

「客先から、もう、こんなときだからうちには来ないで、

 といわれたので、いけないんです」

 

といっていました。

 

これ、、、新型コロナが猛威をふるっているいま、よくある話しです。

しかし、完全に、、、、思考停止です。

 

 

そんなとき、別の会社の、別の営業パーソンは、

早くからこんな取り組みに切り替えはじめていました。

 

「客先から、こんなときだから来ないで」

 

といわれたら、

 

「そうですよね。もう、なかなか直接お会いすることができませんよね。

 となると、、、こんなときだからこそ、ご提案したいことがあるんですけど。

 最近、話題になっているZoomというのがあるのですけど、ご存じですか?

 面白いので、ちょっと一瞬だけ入っていただけますか?クリックするだけです」

 

と、逆提案をして、とにかくZoomに入ってもらう。

 

そこからが、

やはりイケてる営業マンの頭の使い方。

 

お客様がはじめてアクセスしたときに、

ちょっとした「サプライズ」を用意していたんです。

 

それは、Zoomにあらかじめ

製造や、生産技術や、そして、デザイナーなど、

普段は絶対に同行営業に連れ出せない人をオンラインで繋いでおいて、

Zoomの画面にずらっと!お待ちかね (笑)

 

お客様がちょっとびっくりしているところに、

営業がいうんです。

 

「いつもはお連れできませんで失礼いたしました。

 こんなときですから、オンラインで、いつでも、このメンバーたちを繋いで、

 お話しできるように待機しております。

 TEAMでご相談にのりますので、引き続きよろしくお願いしまーす」と。

 

これって、インパクトがあったようです。

 

そして、彼は続けるのです。

 

「なんだったら、社長もいま呼びましょうか?(笑)」と。

 

 

こういう有事のときに、

思考停止してしまっては、なにも起きません。

 

しかし、こういった環境の変化にしなやかに対応し、

アイディア次第では、下剋上がおきちゃうかもしれません!?

 

いままでの平時では、業界順位をかえられなくても、

いまは、ガラガラと常識が崩れてきています。

業界地図を書き換えられるチャンスなのです。

 

まだ上がある企業は、さらに上を狙える機会がある。

逆に、すでに上な企業は、思考停止してうかうかしていると、いつでも追い抜かれる危機がある。

 

こうした「危」「機」の時は、

危険でもあり、機会でもある。

 

もう、始まっています。

思考停止している場合じゃないってことですよね!

 

私も、もう、未来にむかって、バタバタです(笑)

今日もきっと・・・I・W・D!