『10人の秘書』

 

かつてあるコーチから、こういわれました。

「もし、10人の秘書がいるとしたら、どのような仕事の仕方をしていますか?」と。

 

そのときの私は、

「…10人に、いったい何を任せるんだろう」と一瞬思いました。

 

そして、深く考えていくうちに、

「そもそも、自分がやるべき仕事とはなんだろうか?」

…という視点が手に入りました。

 

10人の秘書を喰わすためには、仕事を創りださないといけない。

そして、そのために、いまの仕事のスタイルでは、まったくダメだ。

 

「自分でやる…」という視点でしか物事をみたことがなかった自分が

だんだんと、だんだんと、視点があがっていくことを体感しました。

 

そして、10人の時間も大変貴重なものに感じてきました。

人には平等に24時間を与えられています。

自分ひとりでは24時間しかないけれど、10人いれば240時間。

100人の仲間たちがいれば2400時間を共有することができるわけです。

 

そうすると、新たな可能性が見えてきます。

<100日でできることが、もしかしたら、1日でできるかもしれない>…と!!

 

より高い目標を掲げ、それを越えていこうとするならば、

リーダーが自分のことで精一杯になっているようではいけません。

 

自分でやっていたことの大半を、さっさと手放して、時間を創る。

そして、仲間たちの時間を提供してもらうことによって、時間を創る。

 

より高いところから眺め、より遠くを見通すための時間。

そしてそれを実現させるための時間。

これらの時間をどう創り、どう使うのか。

これはとても重要なリーダーの戦略です。

 

誰もができることを、リーダーがしていてはいけません。

リーダーしかできないことを、リーダーはやるべきでしょう。

あなたはいかがですか?

 

今日もきっと・・・I・W・D!