コミュニティを運営するとき
気を付けるのは、「焚き火」理論。
個々人が投稿しやすいように
勇気をもって投稿くださった方には、「いいね!」をします。
そう、それは、種火自身が弱まらないように風を送るように。
そして、種火が他の小枝にも火がうつるように。
しかし、中には、
投稿の場に出すのではなく、
個別で私あてにのみに、メッセージを出す方も始めはいます。
もちろん、私は丁寧に返信をしながらも、
コミュニティの投稿の場にも出すことを促します。
そして、そのあと勇気をだして
出してくださったときは、「いいね!」をしますし、
他の人に絡んでくれるように、裏側で促します。
そして、投稿をきっかけにして、場が盛り上がります。
すると、投稿者は、「ああ、公の場に投稿すると、貢献できるんだ」と実感します。
おそらく、表面的にはわからないところも多いのですが、
実は、裏側では「焚き火」の火の調節はなかなか気を遣うものでもあります。
そうして、だんだんと場の雰囲気にもなれ、
コミュニティへの参加者への信頼関係もできてくると、
今度はなにかのコミュニティ内でうけた刺激や学びを
まずは、私に直接、お礼とともに丁寧な気づきを送ってくれるとともに、
「コミュニティのほうにもあげておきますね。」
と、コミュニティに私が投稿をお願いしなくても
コミュニティに投稿してくださる方がいます。
あぁ、センスあるな…と思うのです。
一対一のコミュニケも重要ですが、
この発見や気づきを、コミュニティに投げ込めば、
「もっと、救われる人がいる」
ということに気づいて、やってくださる方です。
***
コミュニティは、中島との繋がりで入る方がはじめはほとんどですが、
このあとは、参加者同士での刺激の交流が起こることがもっとも理想的。
いつまでも私がハブになって、集約し、みなに発信する
というのは、ある意味クローズです。
もちろん、私がキュレーション役(選んで、編集し、新たな付加価値を加える人)として、
やるならばOKです。
しかし、やはり、生情報は鮮度が一番。
そして、なにが誰にヒットするかもわからないこともあるのです。
こうしたフローの情報は、安心と信頼のおける仲間たちの中で
無数のやりとりをされていることが望ましいわけです。
そして、私の位置づけは、それらを、ぼんやりと眺めながら、
うかびあがってくるテーマや法則性をみいだして、
ステップをくぎって、最速で、最高のパフォーマンスをだすための手順をみいだして、
再現性を高めるための仕組み、仕掛けを考える…のは私なのかもしれませんよね。
フローとストック
この辺は、最近、ラボの活動を通じて感じるところ。
そして、このメルマガを読んでいる皆さんも
おそらくその「フローとストック」をうまく盛り上げる役なのではないかな、と思うのです。
「職場で、あなたが、ハブになりすぎてはいませんか?」
「部下と個別のやり取りをしすぎていませんか?」
メンバー同士での会話がもっとおこなわれれば、改善されること、多いかもしれません。
職場を俯瞰してみて滞ってないか、ステージをあげるためにどうしかけていくのか、
を考えて、しかけていく…それが皆さんの役目かもしれませんね。
今日もきっと・・・I・W・D!