優秀なアスリートは、
ごくごく自然にゾーンにいれるためのルーティンを大切にしています。
このことは、以前もご紹介していますし、
私自身も、毎年、いろいろと工夫を重ねてきました。
先日、ある経営者から教えていただいたのですが、
この方は、この考え方を、会社自体に適用していこうとしているのです。
「中島さんね、
僕は、やってきているのは、たった一つ。
この会社がごくごく自然に成長するルーティンを構築することです。
例えばね、
□ごくごく自然に、
現場での問題や悩み、本音が上に上がってくるルーティン
□ごくごく自然に、
トップの想いが、現場や最前線のスタッフたちまで、体の隅々まで浸透するルーティン
□ごくごく自然に、
今年入社したスタッフが、10年後、20年後、30年後に
この会社をけん引するリーダーとして育成されるルーティン
それを実現させるために、
すべて(小集団活動や、会議や、ローテーションや、人事制度)が設計していくつもりです。
その他でも、ごくごく自然に生産性が、アイディアが、
イノベーションが、新商品開発がされちゃう
こういったシステムをルーティンにするのが私たち経営者の仕事だと思うんです。」
すごいな、と思いました。
いままで、優秀なリーダーにあってきましたが、
彼ら自身が優秀であっても、その方でなくなるとパフォーマンスが落ちる。
つまり、永続性に欠けていることが、ほとんどでした。
しかし、この「ごくごく自然に〇〇になるルーティン」というのは、
このリーダーがいなくなっても、組織にインストールされていさえすれば、生き続ける。
「私の仕事はね、
この会社がごくごく自然に成長するルーティンを構築することなんです」
心にずしんと響くお言葉でした。
あなたの会社は、
ごくごく自然に会社が成長するルーティン。
構築していこうとしていますか?
今日もきっと・・・I・W・D!