『利益はうんこ』

 
今年もそろそろ、おわり。

もう少しすると、2021年。
新しい年や新しいスタートを迎えて、
私たちは目標を設定したり、掲げたりします。

私も、自分の会社の目標を設定するわけですが、
ともすると、売上はこう、利益はこう…と、
見えやすい数字を扱い始めている自分がいます。

しかし、そんなときは、この言葉を思い出します。

「利益はうんこ」

あまりに有名な言葉なので、御存じな方も多いかと思いますが
伊那食品工業の塚越寛会長の言葉です。

「私たちは普段の生活で食事をします。
 その時に、うんこの量を最大にしようなんて考えないでしょ?
 食事は健康に暮らすためのエネルギー摂取。
 稼いだお金も隅々に栄養として廻して、その残りが利益なんです。
 利益はあくまで残りカスであって、それを最大にしようなんて考えるものではない。
 利益は健康な会社の企業活動によって生じるうんこなんだと思います」

ずいぶん前に、カンブリア宮殿で取り上げられたとき、私にとっては衝撃でした。
今でも忘れられませんし、ついつい軸がぶれそうになったときの、指針となる言葉です。

たまにいますものね…。

「おい、お前、うんこだせ!」
「もっとすごいうんこをだせ!」

と吠え、叫び続ける経営者が。

身体はボロボロなのに
「今年も最高のうんこが、だせたぜ!」
とニンマリしている経営者が。

みなさんの会社、だじょうぶですか?
あなたの考え方、だいじょうぶですか?

すいませんね。
朝から、うんこ!うんこ!!と…。笑
でも、このことはとっても重要なことだとおもっているので。

今日もきっと・・・I・W・D!