私の運営しているLDP(リーダーシップ開発プログラム)は
単発ものはなく、ほとんどが5ヶ月もの。
中には8ヶ月という長いプロジェクトにもなります。
長い期間にまたがっていますから、
いろんなことがおこります。
落ち着いているときもあれば、忙しいときもある。
業績が良くなるかもしれないし、悪くもなるかもしれない。
急に人が辞めるかもしれないし、
急遽会社の方針で部署がなくなるかもしれない。
コロナのように誰も予想をしないことも降りかかるわけです。
よくあるのが、、、
自分の部署は順調で問題があまりなく、
他の方の状況とかきいていて、
「大変ですよねー」とちょっとだけ、他人事。
そして、ちょっとだけ余裕しゃくしゃく(笑)だった方も、
ある日、突然、自分に予想もしなかった異動辞令がでて、本人もびっくり!
「まったく異分野の、まったく部下の中に知り合いもいない」先で
リーダーとして、その部署に乗り込む、、、
ええええ、どうすればいいの?
その異動先で、自分は、
どのようなアクションをどうすればいいのか?
だなんて、あたふたしながら、狼狽しちゃう。
そして、急に、このプログラムのピットインが
駆け込み寺のような場になり、そこにいる他の受講生も
いままでの自分の体験などを通じて、
親身になってアドバイスとエールをその方に贈ります。
平時のときには、余裕だった方も
こうした未体験ゾーンだったり、有事対応になると、
自分の中にあるOSでは対応できなくなってしまう。
そんなときに、
このプログラムの仲間たちに聴いて、
「本当に助かった!」という場面を、
私は、ここ10年間で何度も、ホントに何度も、みてきました。
だからこそ、
たまに受講生から
「予算の時期は忙しくなって、
部下のこともかまうことことも、なかなかできませんでした」
「研修の実施時期などを、少し見直されたらいかがでしょうか?」
などの声もいただくのですが、
私の答えは、これです。
「忙しい時期だから、するんです!」って。
彼らははじめは、その答えにびっくりされますけど、
でも、受講された方ならば、わかるはずです。
忙しい時こそ。
有事の時こそ。
修羅場の時こそ。
実は、
忙しい時や、有事の時や、修羅場な時こそ、
その人の本性が現れれます。
平時のときには、でなかったあなたの本質的な特徴が
有事になったときに、
ぶわーーーーっと、あふれ出す。暴れだす(笑)
部下の話をまったく聴かなくなったり
イライラしていたり、持論を押し付けたり
他責にしたり、逃げたり、
圧をかけたり、脅迫したり、暴言をはいたり。
あれま、実は、こんな内面があったのね。この人って。
と、急に、株が大暴落をしちゃう人もいるわけです。
まさにそういうときに、
仲間が必要なわけです。
相談したり、アドバイスをもらえる環境が必要なのです。
そして、そういう時こそ、
リーダーが、真なるリーダーシップを身に着けるときなのではないでしょうか?
まさに本性が現れるような時期こそ
このプログラムをやっておくべきなのです。
だって「現行犯逮捕」できますもんね(笑)
まさにリアルに有事や修羅場のときに、
自分が引き起こしてしまいがちな「反応」をしり、
その現象を分析し、修正をかけていくそれがこのプログラムなのです。
面白いですよねー。
今日もきっと・・・I・W・D!