ある社長がこう教えてくれました。
「中島さん、僕は部下の顔を見ると、
丸にみえたり、六角形にみえたり、
三角にみえたりするんだよ。
あ…別にその形は、顔の形ではないんですけどね。笑」
どういうことですか?と尋ねると、
おもしろい例え話をしてくださいました。
「正三角形ってありますよね。
Aの辺、Bの辺、Cの辺があったとして、
全部の辺が同じ(A=B=C)ならば、
横から少し力をかければ、コロンと転がる。
でも、人間って面白くって、
しばらく時間が経ったり、成功しちゃったりすると
底辺が長くなるんですよ。ビヨーンとね。
すると、横から力をかけても、
なかなかコロンと転ずることはない。
ベテランになると、
二等辺三角形の底辺が長くなる
成功体験が強いと
二等辺三角形の底辺が長くなる
同じ部門でずっと下から上がってきたリーダーは、
とかく底辺がやたらと長い三角形の人もいるから
すこしの辺が長くなる前に、違う環境に動かしたり、
変化を課すことが重要なんですよね。
まあ、そうやって修羅場を乗り越えてくると、
その角がとれて、だんだんと、多角形になってくるから、
変化に対する恐怖心があまりなくなるし、
転がる速度は速くなるんですよ。
幸い、僕はこれまでの経営で、それを意識してきたので、
うちの役員は、まあ、五角形か六角形くらいですかね。
僕は、自他共に認める ” 丸 ” ですけどね。笑」
長いこと飛ばないと、飛ぶことに恐怖を覚えます。
飛ぶことの喜び。
変化する喜び…
進化する喜び…
飛ぶことの喜びを
感じることのできる企業でありたいですよね。
変化しつづけることが、
恒常化している企業は強いですよね。
さあ、あなたの部下は、何角形?
そして、あなた自身は、何角形?
今日もきっと・・・I・W・D!