『「あれも、これも」から「集中」へ』


部下と話をしているときに、
「あれも、これも」と、
無邪気に(笑)、目一杯、風呂敷を広げるリーダーがいます。

もちろん、
アイディアだしのときにはいいのですが、

収斂させて、
さて、どうする!
どこに集中させていこうか?

というときでさえ広げちゃう。

メンバーが念のため、何を実行すればいいのかを確認をすると、
「そうね。でね、俺、こうも思うわけよ。。。(長々と)」と、
追加のアイディアを、さらにどんどん広げていきます。

結局、話が終わるときには、
リーダー(だけ)が、気持ちよさそう(笑)

それは、そうでしょう?
いっぱいのアイディアをいいきれて、そりゃー快感でしょう?

しかし、どれをやるのか、
いつまでに実行するのかが、まったく明確になっていない。

実際、どこから手をつければいいのか
優先順位も決めてもらっていないといった最悪の状態です。

ボールをあれもこれも投げつけられ、

「いいボールだったでしょ? 
 じゃ、やっておいてね」という感じ。

結局、リーダーだけが「完了感!」
でも、投げつけられた側は、おもいっきり「未完了感…」
どれも中途半端になって、いつも未達で「無力感……」

アイディアマンなリーダーのチームほど、
成果があがってない、なんてことありませんか?

そうそう、あなた?!
やらかしちゃってませんか?

あなただけが元気になってどうする?!!(笑)
注意が必要です。

今日もきっと・・・I・W・D!