今日のテーマは、
研修で学んだ「ツール」を職場で活用することについて、です。
私の講座では、ツールを実際に体験していただき
「まずは受講生の皆さんに体験していただいて、
それを、部下やチームに使ってみましょう!」
と展開をしています。
アンケートなどでは、多くの受講生からは、
「目からうろこでした。これ、早速、部下たちと共有してみます」の声をいただきますし
過去の受講生の皆さんからも、
「やってみたら、お互いの価値観や信念がわかり、チームの結束が強くなった気がします」
という声をいただくわけです。
ですから、自信をもって紹介するツールなのですが、
研修の受講生の数パーセントの方から、
アンケートを通じてこんな言葉をいただくのです。
「どう導入すればいいか分からない」
「部下から反発されそう」
はい、はい。
ごくごく、たまにある典型的なセリフです。
ここからは、はっきりとお伝えしますが、
それを考えるのがあなたの仕事です!
あなたは単なる伝言ゲームの駒ではありません。
リーダーなのです。
研修の中で、実際に自分でもやってみて体感し、
その効能がわかったのならば、それを部下に展開するときには、
自分のチームメンバーの顔を思い浮かべながら、
どのように説明し、どのように展開していこうかな、、、、
と考えるのは、私の仕事ではなく、あなたの仕事です。
この手の発言をする方の傾向として
なんでも、かんでも、理解してから、そして、成功が保証されるまで
説明を求め、それが不十分だと「そんなんでは、できない!」
説明をしたって、「いった通りにしたけれど、できなかった」
と、他責にすることがお好きなようで。
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いま、私との関係の中で、既にそれをやっている…ということは
きっと、普段の業務の中でもやらかしているのではないでしょうか?
上位方針や指示に対して
「具体的にやり方まで教えてくれなければできません!」
とは、もともという勇気もないので
「まったく、具体的でないから困ったもんだよ」と
不平不満、愚痴を部下たちにいって、自分のせいではないよ、
私も被害者だからね、と保険をかけている、、、、
こんな形で、上司や経営陣のせいにするのは、新人さんならまだしも、
リーダーとしては適切ではありません。
しかも、もうすでに他の受講生の方は、現場に展開してうまくいっている人もいます。
あなたがうだうだと言い訳けをいっている間に、他のチームは前に進んでいるのです。
この事実に、早く気づきましょう。
「でも難しいです」
と感じるのは当然です。
だからこそ、あなたがそこにいるのです。
今すぐやるべきことを明確にしましょう
- 自分の役割を理解しましょう。あなたは伝言係ではなく、リーダーです。
- 学んだツールの価値を自分の言葉で説明できるようにしましょう。(いつまでも参加者気分ではなく、主催者になれ)
- うまくいっている人の方法をTTP(徹底的にパクる)しましょう。
- チームメンバーと対話し、いっそ彼らの意見も聞いて、取り入れましょう。
- 小さな実験をすぐに始めましょう。結果を出しましょう。
ちっぽけなプライドが邪魔をしているなら、今すぐ手放しましょう。
変化は自分から起こすものです。それが、真のリーダーシップです。
今日もきっと・・・I・W・D!
ワンポイントアドバイス
言い訳を手放しましょう
できない理由を探すのではなく、できる方法を見つけましょう。
成功例を徹底的に真似ましょう
プライドは不要です。効果的な方法があるなら即採用しましょう。
即行動しましょう:
考えすぎないようにしましょう。小さくてもいいから、今すぐ始めましょう。
チームを巻き込みましょう
一人で抱え込まず、チームの力を最大限に活用しましょう。
結果にこだわりましょう
過程も大事ですが、最終的に求められるのは結果です。忘れないようにしましょう。