「はぁ?それを考えるのがあなたの仕事でしょ?」

今日のテーマは、

研修で学んだ「ツール」を職場で活用することについて、です。

 

私の講座では、ツールを実際に体験していただき

 

「まずは受講生の皆さんに体験していただいて、

それを、部下やチームに使ってみましょう!」

 

と展開をしています。

 

アンケートなどでは、多くの受講生からは、

「目からうろこでした。これ、早速、部下たちと共有してみます」の声をいただきますし

 

過去の受講生の皆さんからも、

「やってみたら、お互いの価値観や信念がわかり、チームの結束が強くなった気がします」

という声をいただくわけです。

 

ですから、自信をもって紹介するツールなのですが、

研修の受講生の数パーセントの方から、

アンケートを通じてこんな言葉をいただくのです。

 

「どう導入すればいいか分からない」

「部下から反発されそう」

 

はい、はい。

ごくごく、たまにある典型的なセリフです。

 

ここからは、はっきりとお伝えしますが、

 

それを考えるのがあなたの仕事です!

 

 

あなたは単なる伝言ゲームの駒ではありません。

リーダーなのです。

 

研修の中で、実際に自分でもやってみて体感し、

その効能がわかったのならば、それを部下に展開するときには、

自分のチームメンバーの顔を思い浮かべながら、

どのように説明し、どのように展開していこうかな、、、、

と考えるのは、私の仕事ではなく、あなたの仕事です。

 

この手の発言をする方の傾向として

なんでも、かんでも、理解してから、そして、成功が保証されるまで

説明を求め、それが不十分だと「そんなんでは、できない!」

説明をしたって、「いった通りにしたけれど、できなかった」

と、他責にすることがお好きなようで。

 

**

 

いま、私との関係の中で、既にそれをやっている…ということは

きっと、普段の業務の中でもやらかしているのではないでしょうか?

 

上位方針や指示に対して

「具体的にやり方まで教えてくれなければできません!」

とは、もともという勇気もないので

「まったく、具体的でないから困ったもんだよ」と

不平不満、愚痴を部下たちにいって、自分のせいではないよ、

私も被害者だからね、と保険をかけている、、、、

 

こんな形で、上司や経営陣のせいにするのは、新人さんならまだしも、

リーダーとしては適切ではありません。

 

しかも、もうすでに他の受講生の方は、現場に展開してうまくいっている人もいます

あなたがうだうだと言い訳けをいっている間に、他のチームは前に進んでいるのです。

この事実に、早く気づきましょう。

 

「でも難しいです」

 

と感じるのは当然です。

だからこそ、あなたがそこにいるのです。

 

今すぐやるべきことを明確にしましょう

  1. 自分の役割を理解しましょう。あなたは伝言係ではなく、リーダーです。
  2. 学んだツールの価値を自分の言葉で説明できるようにしましょう。(いつまでも参加者気分ではなく、主催者になれ)
  3. うまくいっている人の方法をTTP(徹底的にパクる)しましょう。
  4. チームメンバーと対話し、いっそ彼らの意見も聞いて、取り入れましょう。
  5. 小さな実験をすぐに始めましょう。結果を出しましょう。

 

ちっぽけなプライドが邪魔をしているなら、今すぐ手放しましょう。

変化は自分から起こすものです。それが、真のリーダーシップです。

 

今日もきっと・・・I・W・D!

 


ワンポイントアドバイス

 

 

言い訳を手放しましょう

できない理由を探すのではなく、できる方法を見つけましょう。

 

成功例を徹底的に真似ましょう

プライドは不要です。効果的な方法があるなら即採用しましょう。

 

即行動しましょう:

考えすぎないようにしましょう。小さくてもいいから、今すぐ始めましょう。

 

チームを巻き込みましょう

一人で抱え込まず、チームの力を最大限に活用しましょう。

 

結果にこだわりましょう

過程も大事ですが、最終的に求められるのは結果です。忘れないようにしましょう。