皆さん、こんにちは。
行動変容プロコーチの中島です。
「ネガティブなコメントとの付き合い方」シリーズ、2回目です。
昨日は「なぜネガティブなコメントが心に刺さるのか」というテーマでしたが、
今日は「ネガティブなコメントを書く人々の心理」について掘り下げていきます。
私は以前、kindleで出版した本に対して
「なんの意味もない」というコメントをもらったことがあります。
正直、かなりショックを受けました。
でも、ふと思ったんです。
「なぜ、この人はこんなコメントを書いたんだろう?」と。
実は、ネガティブなコメントを書く人々の心理には、
いくつかのパターンがあるんです。
自己不満の投影
自分自身に満足できていない人が、他人を批判することで自尊心を保とうとする心理です。
注目欲求
過激な発言をすることで、他の人の注目を集めようとする心理です。
匿名性による抑制の欠如
ネット上の匿名性が、普段は抑制している攻撃性を解放させてしまうことがあります。
妬みや嫉妬
他人の成功や幸せを素直に喜べない気持ちが、批判的なコメントとなって現れることがあります。
誤解や無知
十分な理解がないまま批判的なコメントを書いてしまうケースもあります。
これらの心理を理解すると、
ネガティブなコメントの多くは、実はコメントを書いた人自身の問題である
ことが分かります。
私自身、この心理を理解してからは、
ネガティブなコメントを目にしても
「ああ、この人は今、こういう状態なんだな」
と考えられるようになりました。
そうすると、不思議とショックを受けにくくなるんです。
もちろん、全てのネガティブなコメントがこれらの理由によるものではありません。
中には、建設的な批判も含まれています。
それらは、謙虚に受け止め、改善に活かすべきでしょう。
しかし、多くの場合、ネガティブなコメントは書き手の内面を反映しているのです。
皆さんも、ネガティブなコメントを目にしたら、
まずは「なぜこの人はこんなコメントを書いたんだろう?」と考えてみてください。
そうすることで、感情的に反応せず、より客観的に状況を捉えられるようになるはずです。
明日は「統計から見る reality check」について、お話しします。お楽しみに!
【ワンポイントアドバイス】
・ネガティブなコメントの多くは、コメントを書いた人の内面を反映している
・批判的なコメントの背景には、自己不満、注目欲求、匿名性などの要因がある
・全てのネガティブなコメントが悪意によるものではない
・建設的な批判は、謙虚に受け止めて改善に活かす
・「なぜこの人はこんなコメントを書いたのか」と考えることで、客観性を保てる
それでは、また明日!