よかれと思って、
部下にあれこれ、と教える上司や先輩。
「教えること」自体は問題ありません
でも、その「教え方」がまずい!
という方がいらっしゃいます。
そもそも、教えるプロセスで
ついつい、よかれとおもって、
自分の知識のあれこれと
100も1000も、10000も。
一気に、同時に、相手に投げつけて、
「どうだ!!!!」
披露しちゃっている上司や先輩がいますが、
それはそれで、
「すごいですねーーー」
なのですが
そのことで、部下や後輩の顔、
見てください。
どんどん、自信を失ってはいませんか?
「ぼく、そんなにできませんから。」
「やはり、先輩はすごいですよね。」
あれあれ、やっちまいましたね。
その言葉を部下や後輩に発しさせて、
悦に入っている場合じゃありませんよ。
あなたが、ヒーロー/ヒロインになってどうすんの?
あなたが、凄いことはわかります。
でも、あなたが主人になってどうすんの?
そもそもあなたの仕事は、部下育成。
部下や後輩に、
「自分にもできそう」
と部下に思わせる「絶妙なステップ」を設定できる上司や先輩が
真の育て上手といえるのです。
こうした育て上手の上司や先輩の手にかかると、
はじめは、
「できません、ムリです」
だったとしても、
「ん?あれ?できちゃった」
「お?おれなら、できるかも?」
「あ、やっぱりできちゃった!」
「はい!できますよ。きっと!!」
「お任せください!やり遂げてみせます!!!」
この階段を自力で登ったか、のような
本人に錯覚をさせるのが、この人たちの凄いところ。
さらには、
決して、その凄さをひけらかすこともなく。
忘れてはいけません。
「部下や後輩が主人公」であるということを。
何度もいいますが、
「あんた(上司や先輩)が主人公でない!」ってこと。
あなたは、
「ぼく(わたし)って、すごいでしょ!?」
と、存在証明をしている場合ではないのです。
気をつけましょう。
どきっ!
今日もきっと・・・I・W・D!
『本メルマガ(今日もきっと…I・W・D!)は、
「いきいき、わくわく、どっきどき」な生き方を探求し、
自らのOSのバージョンアップに挑戦し続ける熱量高き仲間と繋がるプラットホームです。』
そうメルマガの冒頭分で謳いはじめて9ヶ月。
(※気になったので調べると、今年の1月22日から記載しはじめました)
以前も返信はありましたが、
冒頭文を掲げてから、
さらに多くの方からの返信をいただくようになった気がします。
そして、その内容なのですが、
質問や相談(…そして、私へのRUNへのアドバイス(笑))もありますが、
実は一番多いのが、成果報告、宣言です。
***
例えば、ここ最近では、
○3年日記が続いています!
○資格取得のため関西の学校に週末通います!
○今月は念願のMBA学校に入学しました!
○初めての大会、10キロ、走ってきました。
今後は、夫婦でチャレンジします!
○社長賞もらいました。
さらに、私の作品を最高な状態にしていきます!
○新規事業、かなり修羅場です。
でも、絶対に成功させます!!
○社長への道。ラストスパート、頑張りますよ!!
もう、あげたらきりがありません。
要は、メールのやりとりの大半は、
こうした成果報告か宣言、
そしてエール交換なのです。
熱量高いですよね(笑)
そして、昨日から今朝までが多いのが、
「横浜マラソン(もしくは、水戸黄門漫遊マラソン)の次のチャレンジ」ですね。
こうした各自のチャレンジ宣言をいただいていると、
私も、次のチャレンジを宣言しなくてはいけませんね。
では、ここで!
***
中島 克也 様
このたびは高知龍馬マラソン2019にお申し込みいただき、誠にありがとうございます。
以下のエントリー内容のとおり、大会エントリーを承りましたのでご案内いたします。
自己都合によるキャンセル、種目の変更は承れませんのでご了承願います。
【エントリー内容】
参加者/大会名/種目名 参加料 手数料 その他
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中島 克也 様
2019年02月17日 高知龍馬マラソン2019
42.195km 一般の部 男子18歳以上
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***
はい…。
いつもの通り、
渡った橋は、焼き落とす戦略(笑)
おっと、この大会。
まだお申込みができます。10月31日まで。明後日まで!
https://www.ryoma-marathon.jp/
ご一緒される方、いらっしゃいましたら、ぜひ!
共に励ましあいましょう!!!
今日もきっと・・・I・W・D!
とあるリーダーの話。
この方は、行動力もあり、仕事を溜めこまない人。
部下にも振るし、周りにも振るし、
とにかくスピーディに仕上げることに長けています。
上司にあたる役員からも、
彼に頼めばなにかとうまくいく…と絶大なる信頼をよせています。
そんな彼と個人的に飲む機会があり、
仕事に対するスタンスを伺うことができました。
彼はこういいました。
「僕は、上司からの依頼は、納期がたとえ一週間あったとしても、
その日のうちに、どうしてもできないときでも遅くても翌日までには、
二割のできでもイイので、ラフ案もっていく!って、決めているんです。
ここ20年間、それは、僕なりの流儀というかルールでね。
するとね…、何がイイかっていうと
上司がまずはおどろく。笑
君、早いなぁ〜、って。
で、次にイイのが、
方向性が初期の段階で確認できる、ということ。
初めの方向間違えると、その後かけた労力がもったいないですからね。
最初にOKもらっちゃう。
OKもらっちゃったら、あとは思いっきりやるだけですからね。
部下に振ったり、仲間を巻きこんだり、自信もって取り組めます。
そして、やっぱりイイのは、
次、その上司を、どうやって驚かせようかなぁー、ってモードになれることかな。笑
やっぱ、仕事は驚きと感動がないとねぇー。がはは。」
すごーーーっ!!
多くの場合、この方とは逆のことが多いのではないでしょうか。
指示されても、取り掛かるのは…ちょっとあと。
でも、しばらく置いておくと…記憶も曖昧に。(笑)
そして、やっと納期の直前になって取り掛かろうにも、思い出せずに妄想モード。(爆)
さらには、そのときには、上司の気分も、とっくに変わってしまっていることもあるわけで。(泣)
その結果としては、アウトプットはhave toレベル。
上司も気が変わってしまった中、一週間後に上司はこういうのです。
「うーん、ちょっと違うな。
ってゆーか、俺はそんなことをいったんじゃなくってさ…」
とても感動レベルにはいくわけがないのです。
やはりハイパフォーマンスをただきだす方の思考も行動も、違いますね。
後回しにしない。
溜めこまない。
妄想しない。
気が変わる前にすませてしまう。笑
方向性を早いうちに確定させ、要求されたレベルへは、とっとと早いうちにやりきってしまい、
あとは、いかに付加価値をつけていくのか、感動させるのか、というフェーズに
納期までの残された時間の大部分の時間を割いている。
今日から、いっせーのせっ!で、
みなさん全員がこんなスタンスを取り入れたら、
どーなっちゃうと思います?
「二割の出来で、その日のうちに!」
ちょっと、どきどきしてきません?笑
そして、すごい会社になれるかも。
そう、今日もきっと・・・I・W・D!
「うえの人たちは、どんだけ時間泥棒したら気が済むんですかね?」
ある多店舗展開している会社の現場からの声。
現場の生産性向上を支援するべき本部が、現場をかき回している。
現場に対して「あれもほしい、この情報も欲しい」とリクエストをしているけど、
それってそこまで細かくとって意味あるの?
なんか、使われている形跡がないんだけど?
ほんとに、いま入力しているこのデータは会社の為になっているのかな?
いや、もちろん戦略的に使われているならばいいでしょう。
でも、どうやら、本部の人たちもあまり意識がなく
「言っておいたほうがいいと思って」
「取っておいたほうがいいと思って」と
ずいぶん気軽にやってしまっているところもあるようです。
それを各部署から店舗に流れるもんですから、現場は混乱するわけです。
本来やるべき仕事ができなくなるのです。
現場の大事な時間を搾取してどうするの?
本来は、お客様に対するサービスの時間を今よりも増大させる環境をつくるのが
本部の役目と違いませんか?
****
よくあるお話ですが、ここの「本部」のところを
「経営者」「リーダー」「上司」という言葉で置き換えると
もっと身近なことにみえてきます。
あなたは力をもってしまっています。
だから、あなたのちょっとしたリクエストは、現場を動かせます。
でも、まったく使わないものなのに、
そのために彼らが10分費やしてしてしまうかも。
それが、社員5人だったら?
100人だったら?
1000人だったら?
10000人だったら? (積算すると丸70日間)
・・・大変な時間を費やしていることになります。
マネジメントの梃。
あなたの力は、組織の力学によって、
ちょっとの力が大きくなるようにできていいます。
逆にいうと、ちょっとのあなたの気ままな一言が、
大きな無駄をつくっているかもしれません。
あなたは、時間泥棒してませんか?
利益があがらないのは、あなたの「気ままな一言」が原因かもしれません!
どきっ!!
今日も、きっと・・・I・W・D!
人は、ここぞというときに、
どういう立ち振る舞いや発言をするかで、
その人の人格がもろにでると思っています。
忙しくなって首が回らないとき、
お客さんからのクレームのとき、
窮地に立たされたとき、
部下が動かないとき…。
いつもはいい人なのに、
忙しくなるとカリカリしたり、
愚痴が多くなったり、他責になったり…。
情勢がポジティブなときにはしゃしゃりでて、
クレームのときはいつも行方不明になる人…。
ここぞというときに、
部下を売り飛ばす人、部下を後ろから撃つ人、部下のはしごをはずす人…。
化けの皮がはがれると、とんでもない別の顔をもったリーダーっていますよね。ホント。
でも、実は、それが本当の顔だったりするわけで…笑
ある経営者は、こうおっしゃいました。
「平時のときなんかは、飛行機でいえば自動運転さ。誰でもうまく飛べる。
調子のいいことだって、いえちゃうわけだよ。
でもね、乱気流のときはそうではない。器が問われる。人格を試されるのさ。
そんなときでも、部下のこと、状態を考え、発言や行動をすることができる奴がいい。
いや、そんなときこそ、自分!自分!!ではなく、自分を後回しにしても、
部下を、組織を守る奴でないと上に立つ資格はない。
だから、僕なんかは、次世代リーダー候補をみるときは、
意図的に揺らして、窮地の場をつくるけどね。笑
で、その窮地に陥ったときのリーダーの動きしかみていないよ。
それをみてれば、イケるか、イケないか一目瞭然だからね」
あなたは、
ネガティブ局面、クライシスなとき、窮地に陥ったとき…
自分はどんな人に変身しちゃうかご存知ですか? 笑
いい意味で変身する人なら、いいのですけどねぇ…。
点検してみましょう。
今日もきっと・・・I・W・D!